3回目の緊急事態宣言が発令されて、ここをご覧の皆さんも窮屈な思いをされている方も多いのではないでしょうか。
「我慢の限界」という言葉をニュースで拝見しますが、飲食業などコロナの影響を受けている企業等ならまだしも、個人個人ではいろいろなストレス解消法を見つけてうまいことやり過ごしたいところですね。
さて、今回はGW直前に報道されたコロナの影響で肺がんの診察が遅れているというニュースが気になりましたので、お役立ち情報をお知らせします。
このニュースは、コロナで医療機関の診療体制がひっ迫し、肺がん疑いの患者さんの診断が遅れてしまっている可能性があるというニュースでした。医療崩壊というには大げさですが、少なからず影響が出始めているということだと思います。
がんは命に関わる病気。ましてや早期発見が肝要です。
がんの早期発見といっても、毎年の健康診断では十分ではないけど、かといってPET検査などは高額の費用がかかって・・・と躊躇している方も多いはず。
ですが、年々がんに対する研究は進んでおり、最近では様々な検査が開発されているます。
そこで今回取り上げるのが、線虫によるがん検査です。
線虫とは、正式には線形動物のこといい、線形動物門に属する動物の総称です。読んで字のごとく、細い線状の生物です。
線虫には、様々な種類が存在するのですが、実はその一種ががん患者の尿の匂いに誘因(引き寄せられる)される性質があることが判明し、これを利用したがん検査が開発されているのです。
現在は、15種類のがんの判別ができるとされており、その感度は86.8%という結果が出ています。
しかも、費用は約1万円で、必要な検体は尿のみと非常に簡単なのです。
今後は、検査可能ながんの種類を拡大したり、種類の特定できないか研究が進んでいるとのこと。
まだ、この検査を受けられる医療機関は限られていますが、県内にも取り扱いを始めた医療機関があるようです。
詳しく知りたい方は、当社までお問合せください。詳しい情報をお知らせします。